小児慢性特定疾患治療研究事業
(小慢)における平成20年度悪性新生物患者登録による小児悪性新生物総登録患者数は12,802人です。12,802人中、白血病の登録患者数は4551人、全登録悪性新生物患者の35.6%を占めています。小慢制度利用者のうち、新規登録はおよそ14%(317人)です。従って、平成20年度における小児白血病の罹患率は1.4人(20歳未満人口10万人あたり)、治療中の患者数を含めた小児白血病患者数が4551人でした。
小慢制度小児白血病登録患年齢より、日本の小児白血病は3歳前後で最も多く発症することが示されます。
白血病の分類では、急性リンパ性白血病が圧倒的に多く、白血病の73.7%を占めています。2番目に多い白血病は急性骨髄性白血病で、白血病の20.1%を占めています。慢性骨髄性白血病は、白血病の3.2%です。
(2016年1月31日追加記載)
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